Japanese Cuisine
手打そば
  竹やぶ
六本木
 以前から美味しい蕎麦屋さんと評判も高い「竹やぶ」に行ってみた。千葉県柏市が本店であるが、

柏市には仕事以外でまず行くことはない。そこで、近いところにある六本木店に行ってみた。あの

有名な商業施設六本木ヒルズの店舗にその名を連ねている。

 蕎麦屋で注文するのはいつもセイロと決めている。蕎麦が来るまでビールと通しの豆、蓮の天ぷ

らで待つ。出てきたセイロに驚愕する!目を丸くするという表現の方がよいだろうか。上品と言え

ばよいのか・・・。麺の太さもあるが、量があまりにも少ないのでセイロのすのこが丸見えなので

ある。食べる前に、その量の少なさに落胆してしまった。セイロ1枚の値段は1250円。値段も

さることながら、一体全体この量の少なさはどういうことなのか。場所代が高いのは分かるが、蕎

麦の量まで場所代を反映させて欲しくないと思った。厚かましいかも知れないが、この営業姿勢を

見る限り、店主は蕎麦を食するという文化を未だ極められていないと思われる。蕎麦を食するとい

うのは、ある程度の量が無ければセイロ、ざる蕎麦としての醍醐味を味わえない。程よい麺を箸で

掴み、たれを付けてすする。この食べる動作の繰り返しが蕎麦を堪能することであって醍醐味なの

である。竹やぶのこのセイロの量だと男性であるならば、わずか2、3回の動作で完食してしまう。

蕎麦を食するということに不完全燃焼のままで終わる。蕎麦の風味、味を堪能する間もなく完食す

る。これでは満足することが出来ない。故に当然追加の注文となる。 セイロに大盛りという品書

きは無い。追加で注文しなければならない。汁なし蕎麦(840円)である。こちらの方が量があ

る。ところで、肝心な味であるが、腰も十分あり風味も申し分なく美味しい手打ち蕎麦である。汁

は、くもなく、甘くもない麺にマッチする汁だ。

 やはり、蕎麦は音を立て、すすり食するものだ。そして蕎麦は庶民の食べ物。どうか太っ腹に蕎

を盛って欲しいと思った。

 

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