IMPRESSION
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MICHELIN PilotSport3

 先月、車検の際に12カ月点検を行った結果、タイヤ(レグノGR9000)の溝の深さが前輪4mm、後輪3mmまで

っていた。そろそろ交換時期である。雨天走行を考えると3mm以下ではよろしくないので交換するようにして

る。最近は異常気象による局所的に降る大雨、ゲリラ豪雨が各地で観測されている。先日も、首都高を走行中、

前が見えなくなるほどの豪雨に見舞われた。雨天時の高速道路走行で怖いのはハイドロブレーニング現象により

ハンドル操作が不能に陥ることだ。タイヤの溝の深さを頭に入れて走行することは大事である。

 個人タクシー開業以来、BSのレグノばかり履いていて、次も「レグノGR-XT」と決めていたが、それでは余り

にも視野が狭いではないかということで、ネットでいろいろ見たところ次のタイヤは「ミシュランPilotSport3」

にしようかと思った次第である。レグノの良さはトータルバランスが高く特に静粛性に優れていることは実証済

だ。タイヤのカテゴリーとしてはコンフォートタイヤ(快適性のあるタイヤ)と位置づけられている。一方「ミ

シュランPilot Sport3」のカテゴリーはスポーツタイヤである。特徴は優れたウエット性能、いわゆる雨天走行

時の優れたグリップ力である。今回はレグノほどの静粛性を犠牲にして、雨天走行時の安全性を重視した選択を

してみた。そのほか、スポーツタイヤでもあるため高速走行時の直進安定性やコーナリング性能にも期待をして

みたい。はたしてどんなタイヤなのか―。長年履いたレグノと比較して、体感する詳細を率直にリポートしてみ

たいと思う。



 待望のタイヤ、ミシュランPilot Sport3(PS3)に履き替えた。―非常に気に入ってしまった。

 交換した日の深夜はあいにくの雨。PS3を試乗するにはうってつけのウエット路面だ。さすがにレグノと比較

るとスポーツタイヤというだけあってやや硬めの乗り心地ではあるが、十分にロイヤルのサスとマッチングし

いる。軽めのハンドリングで路面の凹凸もしっかりと吸収しているのがハンドルに伝わってくる。首都高のき

カーブをいつもよりオーバースピードで突っ込んでもグリップを失わず旋回する。(もちろんオーバー

ピードと言っても限界はある。)レグノはハイスピードコーナリング時のタイヤの腰砕け、タイヤのサイドウ

ォールの柔らかさを感じたが、PS3ではまったく感じられない。路面に貼りついている感覚がある。車体が安定

ているのでコーナリングが早い。故に万が一の急激な危険回避のための高速走行時のハンドル操作でも車体が

ばたつくことなくスムーズにいく。排水性の高いパターンの溝が印象的なPS3は、雨天時でも安心して走行でき

ることだろう。気になる静粛性だが、想像していたよりかなり良好である。レグノよりは劣るものの、コンフ

ォート車両にも十分な静粛性を与えてくれるタイヤだ。さすがにスポーツカーのメッカであるヨーロッパで鍛

られただけあるタイヤメーカーだ。価格も4本交換してレグノと比較してみても1万円は格安だろう。

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