はじめに

 

 あなたがタクシー運転手であるならば、一度は個人タクシーを考えるでしょう。生涯タクシー運転手

でいこうと決めた人も、足掛けのつもりでこの業界に飛び込んできた人達も、3年、5年と運転手を続け

ているうちに個人タクシーになってみようと考えるかもしれません。何よりも会社勤めの法人タクシー

との違いは、時間に拘束されない事が挙げられます。個人という名の通り個人事業主なので、好きな時

間に仕事に出て、好きな時間に帰ることが出来ます。毎週末を休日にしてもよい。お正月、ゴールデン

ウイークも休める。営業に関しては売り上げが悪くても誰にも文句を言われない。お金が欲しければ頑

張る。そして、自分の好きな車を購入して営業も出来る─── 正に自由を手に入れたようなものです。

但し、自由と言っても、免許を取得するために勉強をした事業に関わる関係法令を遵守し営業しなけれ

ばならないことは勿論、国がこの道のプロ、エキスパートに個人タクシーの免許を与えている事を十分

理解する事が必要です。


 また、個人タクシーは、「1人1車制」の事業免許なので車は1台しか認められていないことから、

代わりの車はありません。万が一の事故で車が損害を受けた場合や、故障等で修理が完了するまで休む

事になれば収入が得られません。これは、他の業種と比べても非常にリスクが高いと言えます。また、

事業者自身が病気になれば仕事を休む事になり、収入は得られません。車両の管理だけでなく自身の健

康管理も必要となるのです。全ての事業全般の管理は、自己管理となります。自己管理の出来ない人は、

やがて廃業を余儀なくされることを知っておいたほうがいいでしょう。自己管理がしっかりできる人で

あれば、自由に楽しく自分のペースで仕事が出来ると感じられるでしょう。収入面でも、会社勤めより

も多く取れます。勿論一人なので限界もありますが、車を動かせば日銭(収入)が入るのです。リスク

は高いがメリットも多い個人タクシー。

 この、「個人タクシーになろう」では筆者の経験を基にわかり易く勉強の仕方から車両の選び方まで

アドバイスします。これから個人タクシーを目指しているタクシードライバーの一助になれば幸いです。


「個人タクシーの資格要件」へ → ENTER
↑Return to Top TOP INDEX HOME

CopyRight(C)2003-Future Club-Taxi Official