| 第12話 | |||||||||||||||
| 「全面禁煙に踏み切れない東京のタクシー 」 | |||||||||||||||
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遅々として進まない業界の禁煙車問題であったが、最近ようやく全国各地の地方都市でタクシー全面禁煙化の動きが 出始めている。常に先見の明がある当サイトでは、禁煙車問題など既に過去の話で、議論にあたえしない解決済みの 話と言ってもよいくらいである。当初から一貫して全面禁煙するのが当たり前の常識と提言してきた。行政のリーダーも 業界のリーダーもズバッと、リーダーシップを発揮する者は皆無であった。良いものは「良い」、悪いものは「悪い」と、はっ きり言えない曖昧な日本人の性格が如実に現れているのではないだろうか。世界的にも禁煙化の流れは加速している 中で、タクシーの禁煙化も時代のすう勢である。 大分県に続いて5月から名古屋市のタクシーが全面禁煙となった。政令指定都市では初めての実施である。素晴らし い快挙であり、これぞリーダーの尽力の賜物であろう。 では、いったい東京はどうなっているのだろうか。
頭の悪い事業者たち 東京交通新聞5月21日付による記事「都内タク・禁煙車2割遅れる対応」 「『経営リスク』まだ根強く」から。 東京のタクシー約415社(34,444台)が加盟する団体である「東京乗用旅客自動車協会」(東旅協)が、数年前から 「タクシーアドバイザー会議」を設け、タクシーサービスのあり方をめぐって都民から公募した委員(毎年100名ずつ)の意 見を聞く会議での内容です。 事業者達の意見があまりにも愚考で話にならない内容である。 委員たちの意見 「乗務員の健康確保の観点から禁煙車の導入を考えるべきでは?」 事業者たちは 「禁煙車を増やし、利用者が減り、営業収入が減り、さらには乗務員が減りでは困る」 また、東京無線協組の理事は、「・・・車両価格の高い黒塗り車を禁煙にしてロングの利用者を逃すことは避けたい」 ビジョン検討委員会の委員長は、「禁煙タク問題は、考えれば考えるほど難しかった」 その他、禁煙タクシーの接客トラブルのマニュアルを製作をするなど。
のでしょうか。言っても分からない事業者達相手に、アドバイザー委員の皆さんも気の毒と言わざるを得ない。 全ては、全面禁煙化すれば解決する話である。全てのタクシーでタバコを吸えなくすれば、喫煙者は我慢する。電車で も飛行機でもそうでしょ。仮にどうしても喫煙にこだわるなら、現状の禁煙車の取り扱いを逆転させて「喫煙タクシー」を設 ければよいと思う。ただし、これも暫らくすると廃止になるだろう。理由は、喫煙者が駆け込み殺到するので車内の臭い、 汚れが激しくなり、やがては喫煙者にも敬遠される状況が予想されるからだ。よくお客さんが言っているのが、例えば、 新幹線の喫煙車両は、臭くて喫煙者でも座りたくない車両であると言う。
個人タクシーの禁煙車にしている事業者に意見を聞くべきである。筆者は、タク業界が全面禁煙化にならないから、い ちいちお客さんを乗せるときに必ず、ドアを開けると「禁煙車両ですがよろしいですか?」と声を掛けている。こうするだけで、 禁煙をめぐってのトラブルは皆無でありマニュアルなどは不要だ。声を掛けることで、車内でタバコを吸いたいお客さんは乗 らないし、喫煙者でも我慢してくれる。また、断られても次のお客さんに乗車していただくので営業収入に問題はない。
マイナス思考のリーダーたちに任せていては、改革はできない。これがタクシー業界の実情である。無駄な時間と労力を 費やして何をしているのでしょうか。やるべきことは他に沢山あるでしょう。スパッと、問題をすばやく解決して次にいく。そん なリーダーの出現を全国のタクシードライバー達は待っている。 |
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