| 第18話 | ||||||||||||||||
| 「後部座席シートベルト着用義務化から1ヶ月」 | ||||||||||||||||
| 万が一の事故に備えて過失が問われないようにシートベルト
着用の声掛けは必要。 |
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後部座席のシートベルト着用義務化から1ヶ月が経った。乗車してくるお客さんの反応から、タク シーの着用状況が見えてきた。ほとんどの運転手がシートベルト着用の声掛けをしていないことが分 かった。 乗車してくるお客さんに、私が声を掛けると「初めて言われたよ。」というお客さんが意外と多い。 確かに声掛けも面倒ではある。また、忘れてしまうこともたまにあり、走行後にしばらくしてから思 い出して声を掛けたこともある。運転手の声掛けが実施されていない要因の一つとして、警察が一般 道路において年内は指導警告だけで取締りをしないということが周知されているからかもしれない。 こういう情報に敏感な運転手たちは、直ぐ安易に物事を考えがちで、勝手な判断をして声掛けを止め てしまう。また、もう一つの要因として全くもって論外ではあるが、無口で無精な運転手も多いとい うこともある。 私は、馬鹿真面目に声掛けをしているわけではない。お客さんの生命を守る事が第一であるが、自 分自身を守るためでもある。法律化されたということは、万が一事故などに遭い、シートベルトを着 用していないお客さんが怪我をした場合、運転手がお客さんに対して着用を促す声掛けをしたのか、 否かが問われるであろう。そして、声掛けをしていなかった事実が判明した場合は、過失を問われる であろう。それが法律というものだ。だから、面倒でも一言声を掛けることが大事なのである。運転 手が声を掛けたことをお客さんが承認していただければそれでよい。あとは、お客さんがどうしても 着用したくないのであれば、それ以上はこちらも言えないであろう。事業者は、万が一の事故に備え て過失が問われることがないように、改めて運転手にシートベルト着用をお客様に促すように、徹底 した方がよいだろう。
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