第2話

「女性の個人タクシードライバー」



仕事も一段落した早朝、コンビニで一服していたら、同じ組合のタクシーが入ってきた。よく見

ると女性だ。じつはこの方、よく見かける方なのだ。挨拶をして立ち話をした。今日の仕事の失

敗談などを聞かされたが、新型クラウンハイブリッドに乗られているのでいろいろ尋ねると、燃

費が以前の車と比べて半分になったと喜んでおられた。以前の車は30万キロ乗ったところでミッ

ションが駄目になったというので、思い切って買い換えたという。


私は、そんな話よりも女性で個人タクシーとは実に頼もしいと思った。うちの組合にも数名なの

か、十数名なのか分からないが女性事業者がいる。女性たりとも法人タクシーで、男と同じよう

に10年間会社勤めをしなければならない。さぞかし苦労もあったに違いない。以前テレビで法

人タクシーの女性ドライバーに密着したドキュメントを観たが、年齢も割りと若そうな方だった

ので、それはもう大変なものだった―。隔日勤務の夜勤をしていたようなので、夜になると男性

客に誘いを受けたり、からかわれたりで可哀そうに思った。とてもじゃないが身が持たないであ

ろう。女性ドライバーの夜勤は厳しいというのが感想である。日勤が相応しいだろう。

あと、防犯面でも男性よりはリスクが高くなる。今朝お会いした事業者の方は夜勤をされてい

る。つくづく日本は平和で治安が良いと感じるところだ。


タクシー業界への女性進出は歓迎だが、危険が伴うのでくれぐれもご用心願いたい。特に夜は紳

士のお客様ばかりではない。酒が入ると変貌する男性客もいる。現役で勤務されている方は、業

界に新風を起こし女性進出という後継の道を開かれる模範になると思います。

どうか無事故でご活躍を!


↑ Return to Top
↑Return to The Taxi-Column TOP INDEX HOME

CopyRight(C)2003-Future Club-Taxi Official