第10話

「インボイス制度で個人タクシー組合はどう対応するのか―」


今年実施される消費税10%引上げでインヴォイス制度なるものが導入されるそうです。昨年組合本部でも財務省から

担当官を招いて講習会が開かれました。私もこういった数字に関わることは苦手なのでよく理解はしていません。良く

分かる税理士さんのブログが掲載してありましたのでリンクしておきます。

参照:ヤマト税理士法人のブログ

個タク業界で懸念されているのはこのインボイス制度が導入されると、免税事業者である我々が不利になるという事

す。ビジネス利用するお客様が課税事業者である法人タクに乗ると消費税を減らすことができるが、インボイスを発行

できない免税事業者の個タクだと消費税が減らせなくなるので、企業は個タクには乗るなということになると予想

されるというものです。これはもう法人タクと同じ課税事業者になり肩を並べなければ競争には勝てないでしょう。課

税事業者にならないで個タクだけ運賃を下げるということも簡単には出来ないでしょうから。

タクシーユーザーのうちで、個人利用が一番多いと思います。ではビジネス利用はいったいどの位あるのか?社)東京

イヤー・タクシー協会によるタクシー利用のアンケート調査を観てみましたが、利用目的の項目では通勤・通学・商

用と、一まとめにしたもので、商用(ビジネス利用)だけの項目はないので正確な利用実態は分かりませんが、この通

勤・通学・商用の割合は平成29年度が37.6%で平成30年度は29.4%となっていました。平成30年度は前年度に比

べて-8.2%と落ち込んでいるのはビジネス利用の落ち込みなのか気になるところです。私見ですが、日々の営業でもビ

ジネス利用は2、3割位というのが実態かもしれません。企業が使用するタクシーチケットが少ないのは依然変わりませ

んが、クレジッカード決済や現金支払いで会社の経費として落としているビジネス利用もあります。いづれにしても

個人タクシーが従来通り免税事業者でいるならば営業上不利になることは明白です。

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